国内有名アパレルメーカーの縫製工場/新規事業の機会を活かし、次なる展開へ
本社/本社工場/カッティングセンター 大分県玖珠郡玖珠町大字戸畑1208
日田工場 大分県日田市南友田
若宮センター 大分県日田市若宮町
HP https://ladycore-japan.com/
会社の歴史
昭和59年に創業。
「高品質な国産ブランド品を一切の妥協なく、製造する」という企業理念の元、婦人服(=レディース)製造の中核(=コア)企業になるという志を持ち、「レディーコア」と命名し、事業をスタート。
婦人服からはじまり、平成元年に子供服部門を新設、インナー・スポーツウエアまで幅広い衣料品を手掛ける。
その後、工場の増設など、事業拡大を図り、BSテレビの経済情報番組「グローバルナビフロント」に、独自の技術力が取り上げられる程に成長。
強み
多種多様な衣料品の社内一貫生産体制
カットソー・ベスト・ブラウス等の上衣から、パンツ・スカート・ワンピース等の下衣までの全アイテム全工程を全て社内で対応できる希少な企業。
技術力が高い
多種多少なミシン350台以上を駆使し、独自の加工方法を確立。BSテレビにも取り上げられる。
熟練職人の定着率と若手の育成
勤続年数10年以上のベテランが半数以上在籍。一方、若手採用と人材育成にも注力しバランスが良い。
これだけの設備力と職人の技術力を有する企業は希少。
コロナ禍での事業環境の変化
国内百貨店で販売されている有名アパレルメーカーの衣料品を製造していたため、コロナで百貨店の休業や時短営業などで客足が減少し、同社の売上も減少。
海外向けベビーシューズ市場に新規参入
そのような中、大手企業から海外向けベビージューズ・ベビー雑貨の製造の引き合いを受ける。
顧客ターゲットは富裕層向けで、ジャパンブランドの高価格帯商品として売り出す戦略であり、技術力を有する同社に商談が入る。
技術面においては、衣類の製造ノウハウを活用できること、信頼する熟練職人が多数在籍していることから、はじめての試みではあるがクリアできると判断した。
しかし、製造面においては、①製造する場所がないこと、②ベビーシューズを製造するのに必要な設備がないことが課題であった。
そのような中、ご相談いただき、①製造場所においては、工場を拡張して対応すること、②設備については、必要なものを揃えることで、顧客要望に対応することを決め、詳細な事業プランを立てた。
計画の遂行・生産開始
その後、着々と計画を遂行し、ついに2024年4月に工場の増築完了。同月製造設備も納入、ベビーシューズ等の製造も開始。受注も増えてきており、順調に新規事業を運営している。
既存事業(アパレル衣料品)も徐々に回復
コロナ前に投資した設備も稼働率向上
コロナによる行動制限もなくなり、百貨店への客足も回復してきたことで、衣料品の受注も戻ってきた。
同社は2018年に高機能CAMを導入しており、柄物生地の自動加工を実現している。
レディース衣料品は柄デザインの衣類が多い。加工する際、柄デザインの位置を目視と手作業でズレがないかを確認し、調整する必要があるが、当該設備では自動化でき、大幅に生産性が向上した。
コロナ前に導入した設備もコロナが明け、稼働率も高くなってきている。
まとめ
株式会社レディーコア様は、充実の設備と熟練の技術を持ち合わせ、有名ブランドの衣料品を手掛けてます。
コロナ以降は、市場が拡大する、海外富裕層向けのベビーシューズも手掛け、次なる展開へ進んでおります。
技術力の高い工場をお探しの会社様はぜひご確認ください。
レディーコアは大分県玖珠町にある、パターンから縫製までを行う企業です。国内縫製工場として長年の実績を持ち、国内の有名アパレル企業の製造を行ってきました。充実の設備と熟練の技術を持ち合わせています。